未解決事件 歴史の闇

呪われた「経世会」の政治家たち  ”怪死”という闇の系譜

呪われた 政治家たち
「経世会」怪死”という闇の系譜

政治家の不審な死 ”怪死"の過去
私たちは何度見てきただろうか。 そして、その多くは「自殺」ということで処理されてきた。 だが、本当に「自殺」だったのだろうか。

政治家の怪死の歴史を紐解いたとき、
見えてくるのは恐ろしい事実である・・・・・・

かつて栄華をきわめた自民党の派閥「経世会」- だが、この派閥の歴史を紐解けば、浮上するのは 数々の政治家の不可解な怪死の黒い系譜である。

「戦後最低200人が、この連中に殺されたそうだ」

米経済誌「フォーブス」 元アジア太平洋支局長である ベンジャミン・フルフォード氏が「竹下、小渕、など 200人の日本の権力者たちが英米の秘密結社によっ て暗殺された」と題する文章を自身のブログに掲載した。 《日本の裏に精通している方と最近会い話をしました。 彼は銀行の元頭取で、直接脅しを受けたことがある。
タバコの箱と同じ大きさの装置の先に針が ついている。その針で 人を突っつくと、毒が 身体を巡り、設定によ ってはすぐ、もしくは 一週間後か一ヶ月後に 脳梗塞などで死ぬ。 彼は元第一勧業銀行の頭取と同じように殺されたくなかったので今まで黙っていたという。また この彼によると田中派を中心にたくさんの政治家がこ のやり方で殺されている、竹下、小渕や田中角栄もこ の装置によるものだという。戦後最低200人がこの 連中に殺されたそうだ。(17年6月24日付のブログより一部 (抜粋)

衝撃的な内容だが、その真偽の判断を即座に下すこ とは難しい。だが、政治家(及び秘書)の疑惑の死、怪 死が数多く存在することは事実だ。疑惑の渦中で議員宿舎内で首吊り自殺した松岡利勝 農水相、議員宿舎から飛び降り自殺を図った”タカ派” で知られる西村眞悟議員の息子、そして自宅で首吊り 自殺を図った杉村太蔵議員の秘書、また、偽メール問 題の元衆議院議員永田寿康も、入院先近くのマンショ ンから飛び降り自殺を図った。・・・・・・他殺かどうかはと もかく、疑惑の自殺は最近だけでもこれだけの事例が ある。

またかつてのリクルート・佐川急便事件などの政界を 震撼させた疑獄事件〟では、秘書の死が必ず付いて回中った。 「自殺には死し て何かを守ろうと したのもある。し かし、中には自殺 や病死と思えない 疑惑の死もあるよ」 某政党老秘書

”疑惑の死”と聞 いて筆者の脳裏を 過ぎるのは、85年、鈴木宗男議員(当時は秘書)との確執 やロシアとの関係も噂された中川一郎(自宅風呂場での急 心梗塞による死亡とされたが、後に自殺と発表)、そして90 年には中川の息子である中川昭一も、自宅寝室で死亡 しているのが妻によって発見されている。死因につい ては諸説あるものの、今日も特定されないままである。 98年、自ら在日を名乗り証券スキャンダルに塗れホテ ルで首吊り自殺を図った新井将敬、そして10年、右翼 により刺殺された、やはりロシアに深い関係を持って石井紘基 彼ら4人の怪死の背景には深い闇とタブーが見え隠れしている。
「少なくとも新井と石井の両名は単純な理由ではない」
そう言って公安関係者は2人の死に事件性”がある ことを示唆した。

「経世会は一瞬だけ栄華を掴んだが 末路は悲惨だった」

ベンジャミン氏のブログとの関連で言えば、プログ で名前が挙がった竹下登、小渕恵三が所属した自民党 の派閥「経世会」の“怪死”の系譜を「単なる偶然」と片付 けることには抵抗がある。その怪死の系譜を紐解く前 に、経世会について簡単に説明しておく。

「経世会」は現在の「平成研究会」(額賀福志郎派)である が、佐藤栄作)派を引き継いだ田中角栄)派から分裂し 結成された自民党の派閥である。当時、田中派はロ リッキード事件で田中に有罪判決が出ており、派閥から総裁候補を出せなかった。 これに対し金丸信、竹下登、 小沢一郎などが「派閥から総裁候補を出そう」と、85年 派内勉強会「創政会」を立ち上げる。そしてその2年 後の87年、田中派から120名の議員が参加して「経世 会」(竹下派)が発足。 経世会の発足は結果として竹下が 田中を裏切る格好となり、田中派は田中・二階堂(木曜ク ラブ)と経世会に分裂、政財界から闇社会までをも巻き 込む激闘が続いた。この田中VS竹下の闘いの背後に は、戦後復興を終えた日本に対する中国(アジア)とアメ リカの支配権争いというもう一つの構造が透けて見え てくる。


田中には親中派”、竹下には中曽根康弘首相(当時)な どの“親米派”が後ろ盾となり、最終的に田中の死によ って日本は親米路線を深める。だが、裏切られた田中 の怒りは激しかった。 経世会が立ち上がった後、リク ルート事件・東京佐川事件で竹下と金丸が相次いで失脚 するが、これも田中の逆鱗に触れた結果と見る関係者 は多い。その後経世会は小渕恵三が継承するが、小沢 が離党したことで、求心力を一気に失い自民党は下野した。

その後、小沢と経世会の新・実力者たる野中弘務と の間で激しい政争が続くが、両者は和解し、連立与党 を経て自民党が復権。 経世会から橋本龍太郎、小渕恵 三の2名の総理大臣が誕生し、経世会の支配は続いた。 だが、それも長くは続かなかった。首相在任中に小渕 が倒れ、密室で誕生した森喜朗が総理の座に就き、以 降、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫と続く清和会へ 権力の座は移行し、郵政民営化などの“親米路線〟が加 速したことは周知の通りである。
かつて田中派に所属した老秘書は顔を顰めながら、こ う言った。
「経世会は一瞬だけ栄華を掴んだが末路は悲惨だった。 政界を追われる者、謎とも思える死亡者も次々出したしな・・。」

累々たる政治家たちの“屍の系譜"

確かに、経世会の竹下、金丸、小渕、橋本などの総理経験者や派閥代表格は現在の津島会長と離党した綿 貫民輔議員以外、全員が死亡している。

金丸は90年に脳梗塞〟で、小渕も00年4月に“脳梗 塞で倒れ翌月死亡、竹下は00年に“呼吸不全〟、橋本は 2006年に敗血症の細菌感染によりショック死 偶然と は片付けられない不可解な様相だが、後の経政会の中 心人物となった野中や“国策捜査”と囁かれるロシア問 題で失脚を余儀なくされた鈴木宗男(のち一連の事件で懲 役2年の実刑判決)までの事例も含めれば、まさにその様 相は“呪い”と言わざるを得ない。
さらに遡れば経世会・怪死の系譜はその輪郭を露にする。
経世会の源流たる佐藤栄作も万年に料亭で”脳溢血" を起こし死亡、田中は96年に脳梗塞で倒れて9年に死 亡、派閥は異なるが田中の盟友だった大平正芳は総理 在職中の80年に心筋梗塞で死亡している。

「佐藤だって、大平だって当時の永田町ではその死 は)疑惑視されたんだ。“米国の怒りを買ったのか”って な」(前出老秘書)

佐藤は晩年ロシアとの関係 を深め、田中と大平は日中国 交にその政治生命を賭して取 り組んだことは周知の通りだ。 橋本は総理在任中に“中国の 女性スパイとの関係〟が幾度と なく噂され、また報道されて きた。

小渕は“反中”と言われるが、 首相としては田中以来2年ぶ りにロシアを公式訪問してい る。元外務省で評論家の佐藤 優氏はブログで「総理直々に特命を受け毎週、モスクワ に飛んでいた。小渕の父は中野陸軍の軍人であり小渕 自身情報戦略に異常に長けていた」と後述している。こ の佐藤も先の鈴木宗男元議員と共にロシアとの関係を 問題視された。そう言えば、派閥は異なるが、安倍晋 三も中国を訪問した際に腹痛を訴え、その後体調不 良を理由に総理の座を投げ出した······

某自民党議員が意味深な発言を発した。

『死亡や失脚した経世会の政治家の名前を見ると、ロシアや中国、韓国との関係が深い人間ばかりだな』

 

日本の政治家がアメリカに逆らうとどうなるのか?

ベンジャミン氏のブログは、政府要人の暗殺ととも に、その暗殺に関与する部隊 暗殺部隊の存在 を示唆している。
はたして、暗殺部隊は存在するのだろうか。元自衛 隊関係者は証言する。
「今は知りませんが、昔は実在しました」 ベンジャミン氏が指摘した暗殺用開発について、 CIA元幹部は細菌兵器開発で悪魔の部隊”と呼ばれ た日本陸軍の731部隊が、戦後GHQ(現在の米国情報 機関の源流)主導の下に暗殺用薬物の開発をしていた 事実を次のように告白している。
「この薬物は注射後、任意期間を置いて心筋梗塞や脳 卒中、脳梗塞を引き起こす物で、証拠も残らず標 的とする政府首脳の殺害が可能だった」(チャーチ委員会 報告書)

心筋梗塞、脳卒中、脳梗塞これらの病名で死亡した政治家が前述で既に登場していることは言うまでもない。
76年、日本の国会において「外国要人の暗殺計画」とされた「米上院委員会・情報活動特別委員会」の報告書が公表された。 その報告書には、60年代キューバのカストロ首相、コンゴのルムンバ首相などの反米政府要人に対して8件の遂行され、それらは全てCIAの長官やケネディ・アイゼンハワーなどの歴代アメリカ大統領の承認の上で行なわれたとする衝撃の内容が明らかにされた。 暗殺は毒入りの葉巻や特殊培養した病原菌が付けられたダイビングスーツなどの証拠が残らない方法で行なわれたという。

 

また同国会では「内閣調査室」の資料として、CIAの活動を日本の自衛隊がサポートする実態-日本の陸上自衛隊陸幕二部、調査学校が埼玉朝霞基地内の米 500軍事情報部などに直接協力していたことも公 表された。 防衛省関係者は「事実はありません」と否定 するが、元公安関係者は「戦後、米支配下に置かれた 日本で如何なることが行われたかは、知る由もないが、 米国にはCIAやいくつもの情報機関があり、日本政 府が協力せざる得ない立場にあったのは事実だ」と語る。 もし、日本の政治家がアメリカ政府に逆らえばどう なるのか? との筆者の問いに対し、元公安関係者は答えた。
「CIAや各国の情報機関の過去の行動を見れば、そ うなるんじゃないか」
過去の行動それは“暗殺”を意味する。

日本という”中小企業"

戦後政治の系譜を辿ると、日本の政治家はアメリカ 支配からの脱却を夢見ては潰され、手法を変えては日 本の“真の独立”を画策してきた。だが、アメリカは決 してそれを許さなかった。だとすれば、呪われし経世 会の怪死の系譜とは、まさにそうした政治家たちのア メリカとの格闘の歴史と言えるのかも知れない。

「所詮、日本はアメリカと中国ロシアに挟まれた資源 の無い小さな島国なんだ。言わば中小企業が仲の悪い 2つのメガバンクから資金を引いているのと同じ。 会 社の経営陣が銀行に逆らえばどうなる? すぐ首を切 られるか会社を潰されるかだろ。それと同じだよ」(前出秘書)

政治生命を懸けた大国への抵抗それは、政治生命 だけでなく、命をも奪われることを意味している。そ してそれは一国の首相と言えども、例外ではないのだ。

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